自転車おきば
「自転車おきば」のサイン
都市の自転車を巡る環境の課題として必ず挙げられるのが放置自転車の問題です。
公営や集客施設が運営する「駐輪場」がよく取り上げられます。
ライフスタイルの中に自転車を取り込んでいる場合、目的のお店や場所に「自転車
置き場」の有無が作用することはないでしょうか?
「まち」のお店は、経営する方の個性やお店の個性があり、自転車利用の顧客をど
の様に位置づけているかは様々です。
ただ、自転車利用Welcomeの店舗には「自転車置き場」のサインや駐輪の設備などに
ホスピタリティがあります。
是非自転車で行ってみたくなるお店ですね。
これらは「自転車で来て下さい」というよりも、店前に自転車を無秩序に駐輪される
のではなく、整然と、ご近所迷惑にならないように駐輪してもらうためのものです。
ただ、無味乾燥に「駐輪場」とサインするのではなく、お店や空間とマッチングした
デザインを工夫されているわけです。
もう一つ言えるのは、この様なデザインを提示するお店の方は、自転車好きが多いこと
も確かで、京都というステージで、自転車を採り入れたライフスタイルを「デザイン」
で肯定しているのでしょう。
「駐輪場」に置かなければならないのではなく、自転車を置きたくなるような
「じてんしゃおきば」に、魅力を感じてしまいます。
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