多いよ
圧巻の自転車量
京都は「大学のまち」でもあります。
昔とは違い、大学が市民向けの講座や展覧会などのイベントを開催します。
京都大学でみた風景です。
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ずっと奥まで自転車が駐めてあります。とにかく、自転車の量が多い!
これで、工学部が桂坂に移転しているので、まだまし?
これぐらいの規模の「自転車置き場」がキャンパス内に点在します。
校舎の横には隙間無く、「自転車ラック」があります。
コンクリート製の「自転車ラック」
いろいろありますねぇ。
自転車は環境にやさしく、健康にも良い乗り物です。
しかし、このすざましい「量」をみてしまうと、若干引きます(苦笑)
これだけの自転車が、京大目指して集まってくるわけです。
キャンパス内には、自転車の無秩序な駐輪を回避するために、
大きな面積を「駐輪場」に割き、キャンパス内の整理を行えます。
問題は、学校までの道中です。
これだけの自転車が始業前に一斉に集中して集まってくる訳です・・・。
「マナーが悪いと」言ってしまうのは簡単なこと。
これだけの「量」を目の当たりにして、
マナーの向上と言っても容易ではありません。
反面、様々な地方から集まってくる京大生。
おそらく、自転車が移動手段のメインになるとは思っていなかった
学生もいることでしょう。京都での学生生活がきっかけで、自転車
の利便性や有効性に気付き、「クルマ」より「自転車」を選択する
ライフスタイルが身につけば、それはとても素敵なことです。
自転車での移動が容易なこと自体は悪くないことです。
それだけ、まちがコンパクトで、日常の目的が達成しやすい証拠です。
それだけに、「自転車を使う」というメニューを生活に採り入れるなら、
マナーも同時にお願いしますね。
執筆者
Slow "Mobility" Life Project 代表 大國正明
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