四条通り歩道拡幅工事始まる
京都市の中心市街地である、四条通りで歩道拡幅工事が始まりました。
交通社会実験から8年。賛否両論有る中で、一時は計画が頓挫してしまう
かもしれないという危惧もありましたが、とにかく始まりました。
こうやって現場を見ると、かなり拡がる感があります。
東西の幹線道路であり、同時に京都のメインストリートである四条通。
南北には細街路がつながり、渋滞を懸念する声もあります。
高倉通錦の風景
平日の午後に撮影したものですが、休日には更に多くの人出と、
クルマが混在する場所の一つです。
細街路では、通過交通の抑止や安全に歩けるスペースを確保するために、
様々な取組が行われています。
当初の計画では「四条通りのトランジットモール化」が挙げられていました。
このシンボルプロジェクトが実現すれば、京都のまちは遷都以来、大きく
様子を変えることになったかも知れません。
クルマに依存するライフスタイルが定着し、便利になったこともある反面、
失われた風景やライフスタイルも多くあります。
リヤカーでお豆腐を売る風景、運び屋さんが自転車で荷物を運ぶ風景、
のんびりとして京都らしい風景の思い出です。
工事は来年の秋まで。その間祇園祭もありますし、どの様に推移して
行くか見守りたいと思います。
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