ある警察署の取組
中京警察署は京都の中心市街地を管轄とする警察署です。
その中京署が管轄内の全学区毎の事件事故発生状況を、
場所・時間・事故の形態を含めた「中京署通信」の発行を開始しました。
特に、自転車盗・人身事故の発生に関して、左の表と右の地図で対比させ、
とてもわかりやすいものとなっています。
簡単に「みえる化」という言葉を並べて具体化ができないことが多い中、
こんなにわかりやすい警察発信の資料を見たことがありません。
中京署管内にはは20を超える「学区」があるわけですが、それを一つ一つ、
まとめて、MAPに落とし込む作業は、大変なご苦労だと思います。
「みえる化」というのは「わかる化」だとおもいます。
6月1日から、道路交通法が改正され、自転車の違反行為にも、講習義務や罰則
が課されます。
ただ、自転車を利用する多くの人が、「わからない」では困るわけで、
「わかる」ようにされた中京警察署と作成された署員のみなさんには
頭が下がります。
この取組を引き続きおこなっていただき、地域住民のみなさんに、
自転車の「わかる化」を進めていただきたいと思います。
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