京都市自転車走行空間社会実験レポート
2016年1月21日~2月29日の期間中、
「京都市自転車走行空間社会実験」がおこなわれています。
http://www.city.kyoto.lg.jp/kensetu/page/0000192706.html
場所は、京都御所と鴨川の間に位置する、河原町丸太町交差点周辺です。
○細街路のピクトグラム
幹線道路と細街路の交差点部の標示
細街路から幹線道路に出るところには、垂直方向にピクト
細街路×細街路の交差点。
一方通行規制(自転車除く)の逆走側には、法定外標示の停止線。
○幹線道路(自動車・自転車混在)の矢羽根による、走行空間
矢羽根とピクトグラムで走行空間を標示
バス停での乗降中の様子
○幹線道路の交差点
河原町通と丸太町通の交差点
二段階右折時の溜まり標示
自転車横断帯を削除
30分ほど、交差点で観察しましたが、矢羽根に従って走行する自転車は、
10台に1台に満たない数で、ほとんどが歩道を走行していました。
(おそらく、実験区間に入る前から歩道走行と思われます)
二段階右折時の前出しの「溜まり」は、理解しにくく、観察の間に、
溜まる自転車はありませんでした。
右折する自転車は、「矢羽根」に従って走行してきた場合でも、
横断歩道まで走行し、横断歩道を渡っています。
標示に従って、二段階右折を行いましたが、
信号が変わるまで「溜まり」にいると、クルマのドライバーににらまれたり、
バスやトラックが目の前を走行するのは、少し恐怖感がありました。
今回は「社会実験」という位置づけではありますが、
市民に対して自転車利用時のルールを周知させることが重要であると、
改めて感じました。
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