ロンドンで見かけた自転車いろいろ
これまで6回に分けてロンドンの自転車事情について紹介してきたが、それ以外で自転車に関して印象に残ったことをまとめて紹介していこう。
まずは、ロンドンではどんな自転車が売られているか自転車店を覗いてみた。
世界一自転車の平均速度が速い街と言われているだけあって、売られているのも、街を走っているのもほとんどロードバイクかクロスバイク。自転車のスタイルは日本のスポーツ自転車と大きな違いはないが、石畳が多いからだろう、ロードバイクでもタイヤが太めのものが多い。
ピスト自転車も日本同様に流行っているようだ。
ロンドンに限らず、他のヨーロッパの国でもそうだが、街のあちこちに小規模な駐輪場や駐輪ラックをよく見かける。写真のように鉄のパイプに自転車のフレームを結びつけるタイプが多い。次の写真は地下鉄駅前の駐輪場。ヨーロッパではスタンドの付いていない自転車が多いが、駐輪ラックが充実しているためそれでも不自由しないのだろう。盗難が多いため太い鎖やU字錠でしっかり結びつけられている。
店の前などには数台だけ停められるタイプも多い。
無料の空気入れも見かけた。
国鉄の駅には自転車用の改札口がある。多くの列車に自転車がそのまま乗せられる。
駅の中でも自転車を押す人をよく見かける。
街で見かける自転車のうち約1割程度が、イギリス製の折りたたみ自転車として世界的に有名なブロンプトンだ。それ以外の折りたたみ自転車はまず見かけない。さすが本場だ
次の写真はゴーストバイクと呼ばれ、自転車事故で亡くなった方を弔うために事故現場に設置されている。元々アメリカのニューヨークで始まり、ヨーロッパにも広まった習慣らしい。
ロンドンの中心のトラファルガー広場で自転車を使ったシティーツアーに出会った。ヨーロッパの観光地では自転車ツアーは非常に人気がある。
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