広くて走りやすい、中国の自転車レーン
中国の大都市の大通りでは、写真のような自転車レーンが設けられている事が多い。写真は北京にて。
自転車レーンというよりは遅い車両用のレーンで、かつてはすごい数の自転車と、馬車、荷車などが走っていた。
急速に経済発展し車が増えた今でも、自転車はまだまだ多く、広い自転車レーンは健在だ。
しかし、馬車、荷車に替わって、自転車と共にレーンの主役になっているのは、原付バイクと、日本でも話題になっている電動自転車だ。
電動アシストではなく、電動自転車なのでこがなくても進む。自転車の形をしているものと原付バイクのような形をしているものがある。ペダルは付いているが、走っているときに見てもたいていこいでいない。日本では一般道は走れないので念のため。
北京市内では、駐輪ラックや自転車用信号も見かけた。
日本以上に車の運転が荒く、交通ルールもあまり守られていない中国だが、自転車にとっては、日本の街よりもずっと走りやすい。また、完全に守られているとは言えないが、たいていの自転車はきっちり車道の右側(中国では車も右側通行)を走っている。見習うべき所も多い。
執筆者
自転車ライフプロジェクト 代表 藤本芳一
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